森林浴は『身体に良い』とたくさんいの方がご存じでないでしょうか。欧米では実際に医療現場などで観葉植物が実用されています。

森林浴をして心地よい、癒される、思わず深呼吸をしたくなるのは、植物から放出している香り成分の《フィトンチッド》の効果です。《フィトンチッド》はストレス緩和やエネルギー回復、自律神経系の改善などで、その効果は証明されています。たまには森林浴に出掛ける事もいいですよ。自然の中で過ごされる時間も作ってみてはいかがでしょうか。

また、観葉植物を室内に置くことで自宅にいながら森林浴を体感することも出来ますので、おすすめですよ

植物には空気清浄効果もあります

ホルムアルデヒドやトルエン、キシレン、アセトン等の『有害物質を除去する効果』があります。また、フィトケミカル（植物が作り出す化学物質）が、カビの胞子やバクテリアをも抑制してくれます
植物をたくさん置いたお部屋は、植物を置いてないお部屋よりも５０％～６０％もカビ胞子やバクテリアが少なかったと紹介もされています。

観葉植物は二酸化炭素を吸収すると同時に、有害物質であるホルムアルデヒドなどを吸着分解して人に優しい空気を送り出す、優秀な空気浄化システムであると言えます

マイナスイオンは心の健康のみならず体の健康にとても良い働きをしてくれます

自然界でマイナスイオンが多く発生している場所は、森林や滝の周辺で、プラスイオンの２倍～２０倍以上の数値が観測されています。逆にプラスイオン（＋）は空気の汚れた場所や、ちり・ホコリなどに多く残留し、都心ではプラスイオン（＋）の方がマイナスイオンの数値を大きく上回っています

室内ではテレビ、パソコンなどの電化製品から出るプラスイオンが、「イオンバランス」を崩ししてしまい、『慢性疲労』・『肩こり』・『腰痛』・『冷え性』などの原因になっていると考えられています。

植物では『サンセベリア』がマイナスイオンを多く発生すると言われていますが、すべての観葉植物にマイナスイオンを発生する効果があります。

植物（花、香りを含む）があるだけで私たちの気分はリラックスします

私達が緑を見てリラックスするのは『脳波の精神安定を示すアルファ波』がたくさんでていることが分かってます。その結果、血圧が低くなり筋肉の緊張がほぐれ、リラックス”していきます

植物を眺めると大脳活動が活発になり、視覚疲労を和らげます

緑色は長時間見ても疲れない色で目を休めるのにとても適した色です。これは緑の光の波長が網膜に負担を掛けないからとされています。 黒板やビリヤード台など集中力が求められる場所が緑色にされているのはそのためなのですね
そして緑色はドライアイも軽減されます

植物は蒸散作用によって水分を放散して快適な湿度にしてくれます

植物が放出する水分は水道水と違って『蒸留水』が葉から蒸散します。

夏は気温上昇を抑え、冬は熱を放出して気温の低下を防ぎます（スプリンクラー効果）

室内の湿度が３０％前後になると、目・鼻・喉などの粘膜に影響がではじめ、風邪や乾燥肌の原因になります。逆に湿度６０％以上はカビやダニが発生しやすくなり、アレルギーを引き起こしやすくなる事がわかっています

戸外では、植物の有無によって気温が３～５℃も変化すると言われています（緑陰効果）